アロワナのエサ、実験・研究・産卵・繁殖用アフリカツメガエルの養殖・卸・直販売しますTOP > アフリカツメガエル養殖希望者へのアドバイス > アフリカツメガエルのホルモン剤を使用しての繁殖

アフリカツメガエルのホルモン剤を使用しての繁殖について

 
アフリカツメガエルの繁殖には、ホルモン剤・ゴナトロピンを使用しています。
薬事法の関係でどこの仲介業者も養殖業者もゴナトロピンをお譲りすることはできません。

ホルモン剤購入は、動物病院(獣医師)に依頼し、指示書を書いてもらいます。
指示書代がかかります。

このときに獣医師に説明することがありますし、獣医だから誰でも指示書を書くことができるというわけではありません。
指示書を書く資格を持っていない獣医もいます。

ですから、ご自分で資格を持った獣医さんを探す必要があります。

いままでは、獣医師に指示書を書いてもらい、卸し問屋に手配すれば安く購入できましたが、問屋のコンプライアンスの関係で、現在は、獣医さんから直接購入しています。


あなたがアフリカツメガエルの養殖を始める場合は、一番のネック、ホルモン剤・ゴナトロピンの入手をあなた自身でする必要があります。
購入する仲介業者・養殖者から指示書を書くことができる獣医師を紹介してもらえれば一番いいですね。

しかし、ゴナトロピン1箱の価格は、それぞれの動物病院によって価格はまちまちであるということを認識しておいてください。


ホルモン剤・ゴナトロピン3000単位は、1箱に5mlのアンプルが5本入っています。
アンプル5mlでアフリカツメガエル10匹に使用することができます。

ゴナトロピン3000は、1箱単位から1カートン単位で購入できます。
ゴナトロピン3000の1箱の価格は、指示書代を含めると価格はまちまちとなり、だいたい1箱4000円前後から10000前後となります。


病院を構えていたら、人件費や経費がかかるわけですから、卸価格で販売するわけには行きませんよね。 そんなことしていたら、動物病院はつぶれてしまいます。

ですから、ゴナトロピンを購入する際に、指示書代を含めた1箱の価格帯が動物病院によって違うのです。

でもなるべくならゴナトロピンは安く購入できたほうが助かりますよね。

もしずっと長くゴナトロピン1箱を10000円以上で購入しているのなら、1カートンで購入したほうが安い場合があります。

なるべくなら紹介料を払ってでも、安く購入したほうがいいですね。


養殖・繁殖目的でアフリカツメガエルを購入する場合は、開封したゴナトロピンのアンプルを使い切る匹数で購入したほうがいいです。


各養殖者により繁殖させる間隔が違います。
産卵させる場合、ホルモン剤・ゴナトロピンを使用し、年6回(2ヶ月に1回)採卵できます。
メスは2ヶ月ごとに、オスは4ヶ月ごとに使用します。
ですから、購入する際は、最低メス5匹、オス10匹と考えてください。

趣味的に繁殖させてみたい方は
「メス5匹 オス10匹」が、おススメです。
しかし、そうすると、ホルモン剤のゴナトロピンを1カートン購入すると無駄になりかねませんから、ゴナトロピン1箱購入すれば十分ですね。

ホルモン剤・ゴナトロピンには使用有効期限がありますから、購入した場合は一応確認しておきましょう。。


副業として専門で養殖をなさる場合は
それぞれ養殖スペースが関係します。
大体副業で養殖をする人の多くは、6坪くらいでする人が多いです。
なかには、50坪くらいからそれ以上の人もいます。


私の例でご説明します。

私は、大体月2回の産卵をコンスタンスにしています。
新しい種親を使用するときは、毎週1回産卵させることもあります。

種親は、親用か子ガエル用かの目的により選別して産卵させていますので、目的により親のサイズを変えています。
ですから、種親80〜100セット分を1サイクルで使用しています。
つまり、メス80〜100匹、オス160〜200匹です。

常に、2サイクル分(メス200、オス400匹)の種親を使用しています。
そのほかに、次の種親候補として100セット分を常に確保しています。

毎日の管理作業は、1〜2時間です。
この時間は、管理作業に慣れたからですよ。
最初の頃は、もっと時間がかかっていましたから・・・

でも、環境変化や自分の体調によっても作業時間を変化させています。
5分〜30分くらいとか、平均しても1時間かけていませんね。


ただし、アフリカツメガエルのオス・メス別、サイズ別の選別にはちょっと時間がかかることがあります。

アフリカツメガエルが元気良く動き回るので、目がとても疲れることがありますが、それでも普段エサを与える時に、子ガエルや親候補は仕分けしているので在庫管理は楽です。


 

アフリカツメガエル養殖希望者へのアドバイス記事一覧

アフリカツメガエル養殖の最低の条件

実験・研究用アフリカツメガエル養殖を考えている方は、最低限の条件をクリアする必要があります。■地下水をひいている人(地下水が汚染されていないこと)のほうが有利です。...

アフリカツメガエルのホルモン剤を使用しての繁殖

アフリカツメガエルの繁殖には、ホルモン剤・ゴナトロピンを使用しています。薬事法の関係でどこの仲介業者も養殖業者もゴナトロピンをお譲りすることはできません。ホルモン剤購入...

アフリカツメガエル養殖の販売目的を決める

アフリカツメガエルの養殖を決める際、アロワナなどのエサとして子ガエルを販売するのか、それとも、実験・研究用のアフリカツメガエルの親を販売するのかを決めたほうが良いと思います。 ...

アフリカツメガエルの販売先は?

アフリカツメガエルの子ガエルは、アロワナや巨大魚、爬虫類のエサとしての需要は多いです。ですから、ショップなど販売先さえ確保できれば売ることに困ることはありません。冬場は...

アフリカツメガエル養殖の初期投資額と管理費

アフリカツメガエルを養殖するためには、種親の購入代金のほかに初期投資額が必要です。ホルモン剤・ゴナトロピンと注射針を購入します。もちろん、光熱費、エサ代などが別途必要で...


 
inserted by FC2 system