うまく孵化しないのですが・・・なぜ？

初めてアフリカツメガエルを産卵させる場合は、最初の産卵は過熟卵が多いので、1匹も孵化しない場合があります。

最初は、お腹のお掃除をさせるつもりで、孵化しなくても仕方ないくらいと思ってください。
でも、1回目から少し、あるいは、たくさん孵化することもありますよ。


定期的にアフリカツメガエルの産卵を行うと、だんだん安定してきます。
中には、1年くらい産卵させていると、急に産卵数が少なくなってくる場合もあります。

ちょっと見にくいかも知れませんが、ケースの中の黒っぽいのはすべて孵化したオタマジャクシです。


それはそうですよね。
自然界では年1回の産卵を強制的に年6回行うのですから。
アフリカツメガエルたちも相当お疲れ気味となることでしょう。
産卵用としては3年くらいが限度ではないかと思います。

孵化率に関しては、産卵用の水をきちんと準備してあれば、ホルモン剤の使用量はあまり関係ありません。
刺激を与えるだけでよいのですからね。

あまり産卵期間をあけすぎた場合は、また過熟卵となってしまうので気をつけてください。


アフリカツメガエルも生き物です。
たとえホルモン剤を使用したとしても、思うようになるわけではありません。

今回、産卵が良くない！なら、また次のを産卵させようくらいに考えたほうがいいです。
次もダメだったとしても、また次のを産卵させようくらいに考えてやってみることです。

こればかりは、アフリカツメガエル次第であって、初心者も経験者も大差ありません。